フリーランスのWebデザイナーやプログラマーは個人事業税がかかるのか?

事業にかかる個人事業税ですが、税務署から請求のお知らせを見ていてフリーランスのWebデザイナーやコーダー、プログラマーはどこまで事業税がかかる業種なのかをふと考えてみました。
「Webサイトを制作する」とひとくちに言っても、ディレクション、デザインやコーディング、プログラミング、SEO、集客、マーケティングと業務は多岐に渡ります。
ネット情報を見てみると、デザイナーは「デザイン業」なので事業税はかかるし、コーダーやプログラマーの業種は事業税がかからないとも書いているし、私のように全てを兼業でやっている人はどうなのだろう?と不思議に思い税務署に問い合わせてみたところ。
対象となる事業の第3種の「デザイン業」ではなく、第1種の「請負業」に該当するので事業税がかかるとのことでした。
確かに継続してどこかの企業に所属して仕事をしているわけではなく、案件ごとに請け負っているから、請負業になります。
ではネットなどに書かれている「コーダーやプログラマーは事業税がかからない」という情報は何なのかもついでに聞いてみました。
プログラマーやシステム関係の人は、個人事業主ではあるけれど実際はどこかの企業に出向して、極めて雇用に近い状態で仕事をしている人が多いので、そういう場合は事業税はかからないという判断になるとのことでした。
たぶん、システムを作るとなると大がかりで、チームで仕事をすることが多いからそうなるんでしょうね。
まとめ
事業税がかかる、かからないケースは様々だと思いますが、企業などに出向している人も企業から事業税は支払われているだろうし、結局税金がかからない業種はないのでは?と思いました。
あくまで今回は個人的な場合のケースでしたが、参考になれば幸いです。
[公開日] 2020年10月15日 / [最終更新日] 2024年1月22日 / カテゴリー:フリーランス
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