フリーランスWEBデザイナーの屋号の決め方
今年から自分の屋号を変えたので、その話を書きます。
屋号とは、お店の名前や個人事業の名前のことで、会社でいう会社名のことです。
独立してフリーランスとして仕事をするとき、個人名だけでも仕事はできますので、屋号は必須というわけではありません。フリーランスの屋号はニックネームみたいなものなので、確定申告も「屋号+個人名」で必ず個人名が付きます。
ですが屋号があったほうが、どんな仕事をやっているか伝わりやすいですし、銀行口座も屋号付きの口座が作れます。
事務的なことは私用のものと分けていたほうが、管理もしやすいです。
それでは、どんな屋号を付ければ良いか?
答えは、自分の好きな名前で良いです。人の屋号とかは他人から見ればどうでも良いですからね(笑)
ただ、どんな事業をしているか分かりやすいほうが見る人に伝わります。
フリーランスデザイナーであれば「〇〇デザイン」とか「〇〇デザインオフィス」とか
「デザイン」と付いていれば、デザイン系の仕事をしている人だなと思われます。
サロンであれば「〇〇サロン」とか、歯医者であれば「〇〇歯科医院」とか。
事業と名前が大きくかけ離れていなければ良いのです。
私は今の屋号「ポポデザイン」の前は、モノ作りなどもするつもりで「アトリエ」という名前を付けていましたが、アトリエというと一般の人は工房とか、芸術系のイメージを持たれることが多かったのと、デザインに関する仕事がメインになっているので変えることにしました。
ちなみに「ポポ」とは昔飼っていたオカメインコの名前です。屋号を決めるにあたって50個くらい書き出してみたのですが、最終的には分かりやすさと音の響きで決めました。
おかげさまでお客さんや知人からは「ポポさん」と呼ばれることが多いです。
ロゴマークもインコにしていますが、抽象的なものより具象的でシンボリックなもののほうが自分の名前は覚えてもらえなくても「そういえば、あの鳥のマークの人」となんとなく記憶に残ります。
あとは動物好きな人であれば、話が広がりますね。
音の響きで印象が変わるので「あいうえお」の母音が含まれる言葉はわりとはっきりした聞こえ方に。
「がぎぐげご」など濁音が入ると強い印象に。
「ぱぴぷぺぽ」など丸の付いた音が入ると脱力した印象になります。
たまに由来を聞かれるので「ポポ=歩む=二人三脚でお客さまと歩む」と伝えることもありますが、これは完全に後付けです。後から意味を持たせても問題はないです。大切なのは、この人はちゃんと仕事をやっていることが伝わることです。
屋号のポイント
・覚えやすいこと
・見やすい、読みやすいこと
・事業内容が分かりやすいこと
この3つです。
「屋号なんだっけ?」と自分のイメージとかけ離れた屋号をつけても合わないので、
最終的には自分に合った、好きな名前を選べば良いです。
フリーランスの看板をかかげるときの参考になれば幸いです。
[公開日] 2017年5月15日 / [最終更新日] 2024年1月19日 / カテゴリー:フリーランス
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