Adobe Character AnimatorでVTuber!頭だけパペットの作り方

Adobe Character Animatorを使って、自分が作ったパペットと呼ばれるキャラクターを身振り手振りに合わせてVTuberのようにアニメーションさせる方法をご紹介します。
今回はAdobe Illustratorを使って、一番簡単な頭だけのパペットを作ります。
Illustratorで顔のパーツを作る
手足は必要がないので、レイヤー分けの指定に合わせて頭と表情のパーツを細かく作っていきます。

必要なレイヤー構成。
一番上の「spacecamp」は好きな名前に変えられます。
その中の「+Head」レイヤー内に「Mouth」(口)や「Right Eye」(右目)などそれぞれの表情のパーツを作ってレイヤーの中に入れます。以下のレイヤーファイル名の通りにパーツを作ればとりあえず動くようになります。
手足の必要なキャラクターであればもっとたくさんのレイヤーがいるのですが、いきなり複雑なものを作ろうとすると挫折するので、単純な身体でハードルの低いところから始めるのが良いです。
作るのが面倒くさいのですが、この通りの名称で作らないとパペットが動かないのです。

「Mouth」の中の「Neutral」や「Surprised」などは口の動きの名称です。
どういう口の形を作れば良いのかは、Adobeの公式サイトに詳しく載っています。
各パーツを分けて表示を確認しながら順番に作ります。

「Right Eye」(右目)「Left Eye」(左目)レイヤーの中に「Right Blink」(右まゆげ)「Left Blink」(左まゆげ)を作ります。まゆ毛のないキャラクターなので、空のレイヤーファイルを作って名前をつけるだけで良いです。
レイヤー分けが完了したら、aiファイル形式でそのまま保存します。

Adobe Character Animatorでパペットを読み込む
aiファイルをAdobe Character Animatorで読み込んでパペットをタイムラインに表示させれば完了です。

録画ボタンを押して、動いたり喋ったりして音声入りの動画を作ります。完了したらMP4形式で書き出せばYouTubeなどでも読み込んで使えます。

動画でも解説しています
[公開日] 2023年5月17日 / [最終更新日] 2023年5月26日 / カテゴリー:WEBデザイン,イラスト
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