フリーランスWEBデザイナーの業務委託契約書【テンプレートダウンロード無料】

フリーランスが仕事を始める前に必要なのが「業務委託契約書」です。
なぜ必要なのかというと、電話などの口頭でも話がちゃんとまとまるなら良いのですが、形に残らないもので契約の話を全て進めてしまうと、あとで話が食い違ったり、言った言わないのトラブルの元になることもあるからです。
また仕事を依頼するお客さんにとっても、どういう作業をどこまでやってくれるか、料金はいくらで、いつまで対応してくれるかなど目に見える形で提示しておくと安心感があります。
契約書というとどうしても堅苦しいイメージがありますが、お互い気持ちの良い仕事をするためになるべく取り交わしておくことをオススメします。

契約内容はできるだけ簡潔に
個人のお客さんの場合はそもそも日常生活で契約書を取り交わすことはあまりないので、いきなり何枚も渡すと引かれてしまうこともあります。
企業のお客さんが相手の場合は、契約書に慣れていることが多いですが、やはりこちらも1〜2枚程度に簡潔にまとめていたほうが親切です。大量にあると読むだけでウンザリしてしまいますので。
業務によって書面の内容が微妙に合わないということもありますので、強引に推し進めずにきちんとお客さんの話を聴きながら、契約内容をすりあわせていくことが大切です。
ウェブサイト制作の場合は収入印紙はいるの?
ウェブサイト(ホームページ)制作では請負契約、サイトを納品することなので印紙税法上の第2号文書「請負契約に関する契約書」に該当するため収入印紙が必要になります。
いくらの収入印紙が必要かは金額によりますが、制作費用が「1万円以上100万円以下→200円の収入印紙」なので、たいていの小規模案件だと1枚の契約書につき200円の印紙で大丈夫でしょう。
契約書ダウンロードファイル
PDFファイルを、ダウンロードしてお使いください。
内容はホームページ制作・保守管理が主になっていますが、WEB以外のクリエイターさんにもご自身の業務内容に書き換えて使用できると思います。
業務委託契約書と保守管理業務委託契約書の2種類があります。
これはホームページ制作のみをご希望の場合と、保守管理もご希望されるかたがいらっしゃるからです。
ご自身のビジネスで都合の良いように書き換えてください。
Wordファイル版
Wordファイル版が必要な方は以下の「購入する」ボタンよりご購入ください。クレジットカード決済後にファイルをダウンロードいただけます。
大手企業でも使用されているStripeを導入しています。手数料はかかりません。決済はカード会社に委託し、カード情報は当方では受け取りませんのでご安心ください。
決済時に表示されるCVCはカード裏面の3桁の番号をご入力ください。
ホームページ制作の際に必要な業務委託契約書のテンプレートです。
ホームページの制作及び保守管理時も行う際の契約書です。
書類制作時のポイント
- 制作料金
- 納期
- 追加修正の内容・費用/デザイン修正○回まで無料など。
- 知的財産権
- 納品後の作業・保守管理
これらがきちんと書かれていれば、まず話が食い違うことはないと思います。
特にデザイン修正は後からどんどん追加されることが多いため「何回までは無料」と見積もりの段階で伝えておくほうが後々お互いのため良いです。必要があれば契約書にも記載しておきましょう。
おすすめ参考書
デザイナーやウェブサイトの著作権についてよくまとまっている参考書をご紹介します。
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まとめ
契約書は単なる紙ですが、後に残る大切な業務遂行の記録です。
まずはお互い納得のいくように作業を進めていくことが大切なので、お客さんと何度もじっくり話し合いながらいいものを作り上げていきましょう。
そのための手助けに少しでもなれば幸いです。
[公開日] 2019年4月23日 / [最終更新日] 2023年9月20日 / カテゴリー:フリーランス
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