グローバルメニューは日本語か英語のどちらが良いか

グローバルメニューは、ホームページの上や横に付いているページ一覧のことです。今回はこれが日本語と英語どちらが良いのかを実例を交えて答えてみます。
SEOの視点からだと日本語のほうが良いが例外もある
見る人が日本人しか検索しないなら、Googleの検索エンジンに表示されたり検索されるのは日本語のほうがSEOに有利なのですが、どの業種でもそうではありません。
特にブランド力の高いオシャレなセンスを問われる業種だと英語などの外国語のほうが良いこともあります。
なぜなら、見た目がダサいとSEOがどうとかいう以前にファンが付かないからです。
例えば、高級チョコを売っているのに、パッケージが「セール商品!」のような太字のフォントや原色ギラギラの色使いだと高級感は伝わらないので、それと同じような感じです。
他には店名の場合だと、日本語名で「四つ葉」という美容院があるとして、ちょっと親しみやすいレトロなイメージの店名に向いています。これを英語にすると「Four Leaf(フォーリーフ)」となり何となくおしゃれな印象に変わります。
音の響きで言うと、意味が分かりにくい文章のほうが異国感が出て、聞き取りやすい音ほど記憶に残りやすいです。
そしてよくあるパターンとしては店名だけ英語で、グローバルメニューが日本語だと全体のデザインによっては英語と日本語では文字間や詰まり具合の印象が異なるので、何かちょっと格好悪い印象になってしまいますので、メニューも合わせる必要がある場合もあります。
具体的にどういう英語メニュー名にすれば良いのか
なるべく日本人が見ても見慣れている、理解しやすい名称にすると分かりやすいです。
グローバルメニューの例
- 「ホーム」「Home」
- 「店舗情報・会社概要」「About」
- 「サービス内容」「service」
- 「料金・メニュー」「Plan」
- 「よくある質問」「Q&A」
- 「お知らせ」「News」
- 「お問い合わせ」「Contact」
- 「求人情報」「Recruit」
- 「プライバシーポリシー」「Privacy」
他のサイトによっては、目立たせたい「お問い合わせ」だけは日本語にしているところや、日本語でメニューを書いてフリガナとして英語を使用しているところも見かけます。
英語だけにして実際にSEOでの順位はどうなのか?
本文などのコンテンツは日本語で書いて、普段からお知らせなどを更新してアクセスが定期的に来ていれば「地名+業種名」のキーワードで検索エンジン上位を取ることも可能です。
ブランドで勝負するサイトの場合、アニメーションを多用しすぎるとか、オシャレすぎて内容がどこにあるのか分からないなど、全体のデザインを重視しすぎるとかえって見づらくアクセス率が下がることもありますが、どのサイトでもそうですがお客さんの目線になってアクセス解析を見ながら分かりやすく作っていくことが大切です。
グローバルメニューは一般的に日本語のほうが望ましいけれど、業種によっては英語のほうが良いこともあるというお話でした。
[公開日] 2023年11月6日 / カテゴリー:WEBマーケティング
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