目が疲れにくい!E-inkディスプレイPaperlikeProのレビュー
E-inkディスプレイを購入しました
ディスプレイが発光しない、目が疲れにくいというウワサのE-inkディスプレイ「Paperlike Pro」が前々から気になり、少しでも疲れ目が軽減すれば嬉しいなと思い、購入してみました。実際の見え具合いですが、Kindleなど電子書籍のサイズが大きい版、と言えば伝わるでしょうか。
Youtubeに動画を上げてみましたので、ご参考まで。
今回は通販サイトではなく、クラウドファンディングのIndiegogoで購入(出資)したので、英語もよく分からず届くまで2ヶ月ほどかかりましたが、結果的に買って良かったです。
私の英語力は「ジスイズアペン」のレベルなのですが、
Google翻訳や、Weblio翻訳のビジネス例文を参考にしてやり取りができたので、現代の翻訳力はすごいです!
商品が届いたときは、あまりの軽さにビックリしました。見た目はタブレットみたいです。
真ん中には、中国メーカーの「DASUNG」のロゴが大きく表示。
付属品はケーブル2本とスタンド、ディスプレイを設定するドライバのUSBメモリ。
Mac/Windows/Linuxまで対応しています。
マニュアルも英語なので、図の通りにディスプレイ側はMini-HDMI、パソコン側はHDMIとUSBにつなげばOKです。
パソコンの環境に応じて、変換ケーブルが必要な場合は用意します。
それぞれドライバが入っているので、該当するものをインストール。
こちらはMacなので「システム環境設定」→「ディスプレイ」→「カラー」で
DASUNG Paperlike Proを選択します。
「ディスプレイ」では解像度が変更できますので、ここはお好みで。
ディスプレイ自体が光らないので、確かに目が疲れにくく感じます。ブラウザ閲覧もスムーズです。
モノクロなので画像は分かりづらいためデザインするには向かないですが、書類作成やコーディングなどのテキストをメインにして、色が必要な時は通常のモニターを使い、2画面で使い分ければ効率が良いです。
左側の「C」ボタンは、閲覧していると画面が黒くなってくるので押すと黒板消しのように白くきれいにリフレッシュしてくれます。
少し気になった点
高解像度モードにすると画面がキレイに映りますが、マウスカーソルの動きが若干遅くなり、よく見失います。画質を取るか、動きやすさを取るか。悩みどころです。
あと黒い背景に文字が書かれているサイトも、塗りつぶされて見えないです。
工夫が必要です。
まとめ
ディスプレイを購入するまでが手間取りましたが、国際便で商品を買うことはあまりないので、無事に届いてしまえば面白い体験でした。
DASUNGにメールで問い合わせた際のスタッフの対応はとても丁寧で好感が持てました。
届いてから数年経ちましたが、今のところ問題なく使えています。真夏の暑い時期は画面が白くなるとか、たまにおかしな挙動をしてますけど。
ディスプレイは確かに目の疲れを軽減してくれますが、酷使すると当然疲れますので、一番良いのはこまめに休憩を入れるか、うまく他の業務をはさむのが健康にいいですね。
アマゾンなどでも販売していたことがありましたが、モノクロは需要がないのか最近は見かけなくなってしまいました。カラーで目に優しいIPS液晶とか普及してるからですね、たぶん。
一定層には人気がありそうな気がするので、認知度が上がってきたらいいですね。
[公開日] 2018年6月25日 / [最終更新日] 2023年12月5日 / カテゴリー:コラム
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