ホームページは何年でリニューアル?5年って本当?

ホームページを新しく作りたい・リニューアルしたいけれど、一体何年使えるんだろう?
このような疑問をお持ちの方は多いと思います。
今回は、実際にお客様とヒヤリングと制作をしている側の視点から、ホームページは何年使えるのか、リニューアルのタイミングはいつが良いのかをお伝えします。
ホームページの耐用年数が5年説は本当か?
一般的にホームページのリニューアルのタイミングは3〜5年くらいと言われていますが、なぜそのような意見が出るのかを考えてみます。
2017-2022年の5年で起こったWEBの主な変化
1.Google側の推奨
- http→https化
- スマホ対応
- グーグルマップのAPIが有料化
- 迷惑メール対策でreCAPTCHA(リキャプチャ)の推奨
- 検索エンジンの表示速度重視
- WebPなど次世代画像フォーマットの推奨
2.システムの進化(WordPressのブロックエディター)、プログラムのバージョンアップ
3.デザインのトレンド(スマホ対応、ミニマル、ダークモード、動きをつけるモーション系など)
4.WEBの検索はSNSが主流に
このように、いつの時代も数年ほどでマーケティングやWEB環境を取り巻く技術や環境が大きく変わってしまいます。
次にシステム側からの視点を書いてみます。
システムが古くなることで使えなくなる
WEBの世界は日々新しくなるので、システムをメンテナンスせずに古くなったまま使い続けることでサーバーとの動作環境が合わなくなり、エラーが発生したり表示が崩れて使えなくなってくることがあります。
数世代前からのシステムからバージョンを一気に上げると対応しておらずエラーが出てしまうことも。
PHPやデータベースなどの動作やセキュリティ問題
ホームページに動きを付けるためのJavascriptや、WordPressなどのCMSでシステムを動かすためのPHPやデータベースも古くなってくるとサーバーの保証対象外になるため、ある日突然動かなくなったりセキュリティ面でも改ざんされるリスクも上がってしまいます。
デザインが古くなる問題
デザインのトレンドは2〜3年ごとに変わってきます。下手をすると毎年変わっていることもあります。特に今は文字の大きさや画面幅も広くなっているので、何年も使い続けると何となく古くさい感じに見えてしまい、デザインを重視する業種によっては企業のブランディングにかかわることも。
10年使うことはできるの?
結論から言うと使えなくはないです。実際にリニューアルをご希望される方の中には10年以上使われた状態で、ホームページをリニューアルしたいとお問い合わせをいただくかたもいらっしゃいますので。
ただ、長年放置したままエラーが出て更新がしづらくなったというお話や、システムが古すぎて元のままのデータの引き継ぎが難しいこともあるので、制作後は安全性を考えて定期的にメンテナンスをするか、無理であれば使えるところまで使ってフルリニューアルする必要は出てきます。
もしくは、そこまで時間はかけられない場合は既存のホームページ制作サービスなどをレンタルしてシステムの運用は任せてしまうなども一つの方法です。
まとめ
ホームページの耐用年数は5年と考えると短く感じるでしょうし、投資したぶんの費用対効果が出ていないのならそうポンポンと頻繁にリニューアルが難しいこともあると思います。
ポポデザインではホームページの骨組みの設計段階から考えて、なるべく5年以上長い間使い続けられるようご提案をしながら制作いたします。お困りの方はぜひご相談ください。
[公開日] 2022年11月29日 / [最終更新日] 2024年7月16日 / カテゴリー:WEBマーケティング
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