お問い合わせがしやすいメールフォームの作り方
ホームページに設置する連絡先のお問い合わせフォームですが、ちょっとした作り方の違いでお問い合わせがきたり、残念ながらそうでないこともあります。
今回はお問い合わせにつながりやすくするためのメールフォームの作り方をご紹介します。
メールフォームの項目はなるべく少なくする
メールフォームに送信していただく項目は個人情報なので、入力する側としては特に初めてですと知らない相手に個人情報を送るというのは抵抗があるものです。
アクセス率を上げたい場合は、必要最低限の情報のみ入力していただくようにすることがアクセスアップのポイントです。
お問い合わせフォーム項目例。
「お名前」「メールフォーム」「お問い合わせ内容」のみ。
できればこのくらい入力欄を少なくするほうが望ましいですが、注意する点は項目を減らしすぎると迷惑メールが来る確率も上がりますので、Googleが提供しているreCAPTCHAなどのスパム防止のための認証システムを設置して不要な連絡を減らす工夫が必要です。
お問い合わせに抵抗のあるメールフォームの例
下記の例は極端ですが、住所や生年月日などの個人情報まで入力する必要がある、必須項目が多すぎると、お問い合わせ率が格段に下がります。
例えば求人フォームやサロンの予約フォームなど、住所や性別欄などが必要な場合もありますが、お問い合わせとは別のフォームをつくっておくのが望ましいでしょう。
逆に資料請求など無料で郵送する手間がかかるものは、気軽に問い合わせをしてほしくない場合は項目を増やすことでより本気度の高いユーザーからのみの問い合わせを得られます。
実際のお問い合わせフォームの例
下記は実際の案件のお問い合わせフォームですが、入力項目を最小限まで減らすだけでアクセスが倍増した、問い合わせがしやすくなったとお客様からのご報告をいただきました。
必須項目は赤色、任意項目は青色
信号の赤は止まれ、青は進めと言われるように赤色は心理的に目を引きますので、必須の項目は赤色にしておくと記入漏れが減る傾向にあります。
また、必須項目を※印にするよりは「必須」と書いてあったほうがより分かりやすく親切です。
とはいえ周りのデザインとの相性もありますので、赤色がキツい印象があればオレンジを使用する、元々の必須項目が少なければ必須表示自体を無くしてしまうなどの配慮で調整することが可能です。
まとめ
ひとくちにメールフォームと言っても作り方や項目、デザインによってお問い合わせにつながりやすくなることも、そうでないこともあります。
常にお問い合わせをするユーザーの視点を持ちながら、制作することが必要になると自戒を込めて記載いたします。
[公開日] 2019年7月16日 / [最終更新日] 2019年7月29日 / カテゴリー:WEBマーケティング
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