JimdoとWordPressの違いを比較!SEOに強いのはどっち?
ホームページ制作サービスのジンドゥー(Jimdo)とWordPress(ワードプレス)どちらがSEOに強いのかを検証してみました。
料金的な比較は独自ドメイン・サーバー代含めて月額1000円程からと管理費用はどちらもそれほど変わらないです。安いサーバープランにすればもう少し差が出ますが、あまり安価なプランを選ぶとサーバースペックがいまいちで表示も遅くなり離脱率が上がってしまいます。
SEOの視点で見ると、WordPressはプラグインというオプションで欲しい機能を簡単に付け足せたり、SEOの機能もかなり細かく設定できるようになっています。
ジンドゥーもタイトルやメタディスクリプション(サイトの説明文)などを各ページ個別に入れられるようになっており、基本的なSEO対策はまとめられています。キーワード次第では検索エンジン上位表示させることも可能です。
実際はどちらがSEOに強いのか?
両方使っている感想としては、検索エンジン1位2位を争うときはWordPressのほうが上位にきていることが多く見受けられます。
特に「地域名+業種名」などリスティング広告が表示されているビッグキーワード、競合が多いキーワードでGoogleのシークレットモードで検索すると顕著に現れています。検索順位はコンテンツの量やアクセス数、被リンクなどによっても日々異なりますが、10ページ程の小規模なサイトでも上位表示されています。
※プライバシー保護のためボカシを入れています。
キーワードによってはジンドゥーも1位を取れていることもあるので、SEOのツールとして悪くはないです。
以下は独自ドメインの検索結果。リスティング広告表示は外しての検索。
たまに独自ドメインではなく無料プランのジンドゥーのドメインパワーのほうが強くて上位に表示されることもありますが、運営側のドメインパワーに左右されるので、何年も長く運用することを考えるとなるべく独自ドメインは取得していたほうが良いです。以下はWixとジンドゥーの無料ドメイン。1ページ目の下部。
Wixのサイトも以前は表示が遅かったのですが、最近は改善されてだいぶ早くなってきていますね。上位表示もちょこちょこ見かけます。
ずっとジンドゥーのみで運営するなら無料プランでも良いですが、ページの一部に「無料でホームページが作れます」などの広告が表示されるので、有料プランにしておいたほうがブランド化という意味でも商売の本気度は伝わります。
ジンドゥーはバックアップやデータを書き出す機能が標準で付いていないので、将来的にたくさんのページを作るつもりなら資産にはなりづらいです。WordPressもいつまで主流なのかはわかりませんが、他に使い勝手の良いシステムが現れない限りは当分続くでしょう。
表示速度を上げやすいのはどっち?
最近はGoogleが早く表示されるサイトを評価する傾向にありますが、ジンドゥーはWordPressほど早く表示させるようシステムを細かくカスタマイズはできないです。Googleが提供している「PageSpeedInsights」というサービスでURLを入力してサイトの表示速度を測るとよく分かります。
以下はWordPressサイトで左はPC、右はモバイル表示。スコアは計測するごとに都度上下します。
以下は上記の結果から不要プラグインとSNSの埋め込みの削除、画像圧縮やWebP (ウェッピー)など最新の画像形式に書き換えたもの。このように細かく自分で速度を調整することができます。
ジンドゥーで作ったサイトの計測結果例。もう少し遅いかと思っていましたが、結果は悪くはないですね。
下記は一例です。コンテンツの量や画像の重さ、SNSタイムラインの埋め込みなどによって速度は異なります。
システム側はそれほど触れないですが、画像をできるだけ圧縮してサイズを小さくするなどである程度表示速度を上げることはできます。特に最近はパソコンを持っていない人も増えているので、個人がターゲットならモバイル表示は重要です。
システム側が触れない点はジンドゥーだけでなく、Wix、ペライチ、グーぺ、AmebaOwndなどのホームページ制作サービスならどれも同じです。
ですが、良いコンテンツを発信することが検索エンジンでは第一なので、あまりGoogleに好かれることばかりを気にしすぎず、とにかくユーザーが見たい情報を発信することで上位表示もできます。
まとめ
SEOの視点からだとWordPressのほうがカスタマイズは多くできますが、無料のシステムだけにメンテナンスや管理も自分でしなければいけないので、ジンドゥーの手軽さとどちらを取るかですね。
ジンドゥーは小規模なホームページが欲しい、自分で更新はしたいけどメンテナンスはあまりしたくない、ある程度検索エンジン上位に表示されていれば良い、集客はSNSでもやるという個人が特に向いているシステムなので、使いたい用途に合わせて選んでいくと良いと思います。
[公開日] 2022年7月15日 / [最終更新日] 2024年1月24日 / カテゴリー:Jimdo,WEBマーケティング
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